さがみはらの農風景 〜10 月【後半】~

日増しに涼しくなってきて、いよいよ実りの秋ですね。

先日、「潤水都市さがみはら第57回相模原市農業まつり農畜産物共進会坪掘りの部」(坪掘り共進会)が開催されました。

坪掘り共進会とは、市内各地のやまといも・甘藷(さつまいも)圃場にて、決められた株数の坪掘りを行い、その収量・品質の良さを評価するイベントです。

今回の共進会では、やまといもは19点・甘藷は6点の出品があり、その中からそれぞれ優秀賞・優良賞が選出されました。審査は形状、病害虫等によってA~Dの4段階の等級に分けた後、等級ごとの重量を測定し、係数をかけることにより算出される「収量点」と、形状、病害虫の比較審査によって算出される「品質点」の2項目により評価されます。

芋掘りの様子

相模原産のやまといも、甘藷はとっても美味しく、味はどれも甲乙つけがたい高品質のものばかりです。

今回は、中でも年末の贈答品として大変人気の「やまといも」をご紹介します。

やまといもは、「さがみ長寿いも」の愛称で親しまれている相模原を代表する農産物です。相模原市は、神奈川県有数のやまといもの産地であり、「かながわの名産100選」として名産品にも認定されています。

相模原の「やまといも」

棒状のもの、イチョウの葉に似ているものなど、それぞれとても個性的な形をしています。粘りが強く、でんぷんを分解するジアスターゼ(消化酵素のひとつ)を多く含み、おいしくて栄養価が高いのが特徴です。

やまといもの生産は5月上旬に種イモを植え付けることから始まります。10月頃になると葉が黄色に色づき始め、11月上旬頃になると収穫の時期を迎えます。

ここで、おススメのやまといも絶品レシピをご紹介します!!

【材料】

相模原産やまといも、だし醤油、のり、揚げ油

【手順】

  1. やまといもをすりおろし、だし醤油で下味をつけます。
  2. 1をのりで包み、油で揚げます。
  3. 仕上げにお好みでわさびをつけたら完成!

是非、相模原産やまといもの味わいを楽しんでみてください!!