キウイフルーツ

さがみはらの新名産 キウイフルーツ

キウイフルーツは、市内では平成27年ごろから下溝、上溝地区で導入が進み、生産者も徐々に増え、市全域へと広がりつつあります。販売方法は、直売と宅配が主流です。

市内果樹生産者で構成される「相模原市果実組合」の「キウイフルーツ部会」では、定期的な講習会や研修会の開催など、日々の研鑽と、生産者相互に情報交換を重ねながら、高品質なキウイフルーツづくりに取組んでいます。また、同部会員の生産するキウイフルーツには、色毎に統一名称「相模レッド」「相模ゴールド」「相模グリーン」を使用し、ブランド化の取組みを進めています。

さがみはらのキウイフルーツの特徴

キウイフルーツの旬は果肉の色毎に異なりますが、さがみはらにおいてはレッド系が10中旬から下旬まで、ゴールド系が10月中旬から11月中旬まで、グリーン系が11月下旬から12月中旬ごろまでとなっています。

相模レッドは非常に糖度が高く酸味が少ない、相模ゴールドは高い糖度と弾力的な食感とトロピカルな風味、相模グリーンはさわやかな甘味と適度な酸味のバランスが特徴です。

※写真左から、相模レッド、相模ゴールド、相模グリーン。

生産者紹介 長谷川 辰夫 さん

中央区下溝や緑区下九沢でキウイフルーツをつくっています。屋号は「たち屋」と言い、先祖が“鍛冶屋”を営んでいたことからこの屋号を付けました。地元さがみはらで採れた“おいしいキウイフルーツ”を、安心して食べて欲しいという気持ちでキウイフルーツづくりをしています。お客様から「スーパーで買って食べていたものより断然おいしい」や「キウイフルーツの苦手な子どもが、酸味の少ない『相模レッド』だけは喜んで食べる」などの声をいただき、励みになっています。「たち屋」の「相模グリーン」は「香緑」という品種で、量販店で良く見かける「ヘイワード」という品種より酸味が抑えられ、上品な甘さが売りです。テレビや新聞などの取材を通じ、少しずつ「さがみはら産のキウイフルーツ」が浸透してきたと感じています。生涯をかけて、さがみはらのキウイフルーツのブランド化を推進していきたいと思っています。